美白まこもたけ

美白まこもたけ

今注目のヘルシー万能野菜「まこもたけ」

まこもたけは名前に「たけ」とついているので、キノコの仲間と思われがちですが、イネ科の植物の野菜です。漢字では「真菰筍」と書きます。
水田で栽培される「まこも」の花芽に黒穂菌が寄生し、茎が筍状に肥大したもので、3〜5㎝に成長した部分を収穫します。 ミネラルや食物繊維が豊富で低カロリーであることから、近年注目の野菜です。

マコモタケ畑

まこもたけは食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラルを含む健康食品です。特に食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、便通を良くする効果が期待され、美容にも効果的だと言われています。また、まこもたけは他の野菜に比べてカリウムが多いことが特徴です。カリウムは利尿作用があり、体内の不要なものを排出してくれるデトックス効果が期待されます。さらに血圧を下げる効果があると言われています。
※まこもたけを食べてお肌が美白になることはありません。

黒い斑点はカビではありません

マコモタケ黒穂菌

黒穂菌の黒い色素により、黒い斑点ができることがありますが、カビではありません。この斑点は古くから眉墨、お歯黒などの染料として使用され、食べても無害で問題ありません。安心してお召し上がりください。

そのまま生でも炒めても、焼いても煮ても揚げても漬けてもOK!
調理法は自由自在。メニューの幅が広がる万能野菜!

まこもたけは、アクもクセもないほのかな甘みの淡白な味わい。バターで炒めると、エリンギやアスパラガスのような食感です。新鮮なものは天ぷらにすると、食感がまるでタケノコの天ぷらのようになり、おいしく食べられます。また、半月切りにして炊き込みごはんにするのもおすすめ。味が淡白なので、サラダや浅漬け、糠漬けにして手軽においしく食べられます。

下処理方法

マコモタケ下処理方法
緑の葉の部分をむしり取り、ツヤツヤの薄皮をピーラーなどで薄くむきます。

おすすめレシピ

美白まこもたけの中華漬

マコモタケの中華漬
《材料》
美白まこもたけ:大1本
昆布つゆ・酢・ごま油:各大さじ2

《作り方》
1.まこもたけをお好みの大きさに切る
2.昆布つゆ、酢、ごま油を混ぜ、マコモタケを漬けて一晩 冷蔵庫で寝かせば出来上がり

美白まこもたけの炊き込みご飯

マコモタケの炊き込みご飯
《材料》
美白まこもたけ:大1本
人参:100g
お米:2合
しめじ:100g塩:小さじ2
醤油:小さじ1
酒:大さじ2
昆布:5㎝角1枚

《作り方》
1.まこもたけは半月切りにする
2.しめじは小房に分ける
3.人参は千切りにする
4.材料・調味料を入れ、昆布をのせて炊いて出来上がり

まこもチンジャオロース

マコモチンジャオロース
《材料》
美白まこもたけ:1本
豚肉:4枚
ピーマン:3個
中華だし:大さじ1
油:大さじ2
醤油:大さじ1
ごま油:少々

《作り方》
1.豚肉を5㎜の幅に切る
2.ピーマンは種を取り、縦に切る
3.まこもたけを斜め輪切りにし、さらに3㎜幅に切る
4.油大さじ1で豚肉をさっと炒め、一旦皿に取る
5.油大さじ1を入れたフライパンを高温で温め、ピーマン、マコモタケの順に炒める
6.豚肉を加え、中華だしを入れてよく混ぜ、具を端に寄せて醤油大さじ1を入れてジュッと言わせ、具を絡ませる
7.最後にごま油少々で香りづけして出来上がり

美白まこもたけのきんぴら

《材料》
美白まこもたけ:1本
人参:適量
醤油:大さじ3
みりん:大さじ2
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1
ごま油:適量
白ごま:少々

《作り方》
1.材料を千切りにする
2.ごま油で炒める
3.醤油、みりん、酒、砂糖を加え、混ぜながら 汁気がなくなるまで煮て火を止める
4.器に盛って、白ごまをふりかけたら出来上がり

美白まこもたけのお求めは、Yahoo!ショッピング店「備中マルシェ」から。(販売期間目安/10〜11月)